2007年6月14日木曜日

ハラッパ!/halappa.jp  開始、


やっと、いろいろ出来上がって、ハラッパ!開始、です。
はらっぱ、に集まって。いろんな楽しいことが生まれてくるといいな、とニヤニヤしながら、ね。
みんな、ハラッパ集合ってことで(笑)、
マークのかくかくは、小学校で習った地図記号です。
はらっぱの印です。よろしくです。

2007年6月1日金曜日

それは、街をゆく風たちの風景


日常として、街で見かけるデモ、ヘルメット、角材、火炎瓶、アジビラ、看板、バリケード、ロックアウト、機動隊、放水車、催涙弾、逮捕、そんな時代の風景を風たちの歌の中に、ロックやフォーク、歌謡曲のなかに僕は感じてしまう。足踏みをして声をあげて陶酔のパレードは誰かを血祭りにあげるためのカーニバル、それはサンバのリズム。取り囲む機動隊の紅いパトライトは眩しいピンクの明かり、朝の霧の中の大学のバリケード、緋色の帆を掲げた構造物、碇泊する都市。学生街の喫茶店まえの舗道のレンガは剥がされ武器に変わり、ひび割れたガラス窓をつくる道具になり、安全な窓から燃え上がる夏の舗道は、火炎瓶の焔、だけどここに他人事のように傍観している自分を恥じる気持ちが、外へ飛び出す白日夢を若き日の達郎に歌わせる。僕も風をあつめて蒼空を翔たいんです、と。
そう、もうひとつの安全地帯、校舎やビルから高見の見物をしていると、赤、青、黄色のてんとう虫がしゃしゃりでて、サンバにあわせて踊りだす。少し離れた場所からは、その喧噪は摩天楼の衣擦れとして聞こえる。
それは、街をゆく風たちの風景。
暗喩と換喩で描かれた1970年代の風たちの歌。